pipchan’s blog

27歳、無職へのカウントダウン〜You should go and love yourself〜

定時に帰れてこそ、一人前。

入社して最初の数ヶ月。

だいたいは慣れるまでに時間がかかるし、

吸収することも山のようにあるから定時の18時よりは

遅く残ったりして、復習の時間に当てるとか、

疑問点を書き出して置くとか、その日に起こったことの整理や

明日やらなければいけないことリストを書き出す時間などに当てると思う。

少なくとも私自身はそうしてきた。

 

定時にそりぁー帰りたい。

慣れてくると早く帰りたい気持ちが生まれてくる。人間だもの。

 

ただ、日本のお客さんというものは、夜遅くまで働く企業が未だに多い。

18時過ぎても平気で電話やメールをしてくる。

 

もうEODだよー(End of the day!) 

だから今日の営業時間は終了しましたー今日分の対応は終了です〜

もう帰りますー!明日対応しますねー!

↑海外はこれでOK! むしろこれが正解。

 

だけれど、日本じゃこれは通用しない。

緊急事態のこともあるし、(大抵は明日でも大丈夫だったりするけど。笑)

今すぐなんとかしろー!って無理難題を押し付けてくるクライアントが多いのが事実。

(人員もいないし、なんもできないのも事実。w)

無理と思われることを繰り抜けた時に評価されたりもする。

 

しかし、外国人の上司にはこのカルチャーは伝わらない。

 

”pipchan, いつもなんでそんなに残ってるの?”

 

上司からすれば、

〔いつもなんでそんなに遅いの?効率よく働けてないんじゃない?〕

こんな心理状況である。

 

しまいには、優先順位をうまくつける方法みたいな本を

プレゼントされたpipchan。*この本、のちに紹介します。

この定時に帰れない状況が続き、

pipchan=Procrastinator(物事を先延ばしにしている人)というイメージが

上司の中では刻まれていくこととなります。

 

 

あたりまえが当たり前ではなかった現実

さて、外資系企業に入社した訳ですが、

入社する前に簡単に仕事内容が書かれた手順書を渡され、

読み込んでくるように言われました。

それ以外は全てOn the job trainingという名の実践で、Day1から

仕事をこなしていました。

 

知識も経験もないまま、

”即戦力”を求められる毎日。

教わるのではなく、自分でどうしたらいいか試行錯誤の毎日でした。

 

日系では、一人前になるには最低3年かかるなどと言われて、

わからないことは必ず聞くように。

聞かないことがむしろ間違え。

と教え込まれてきました。

 

Let me know if you need anything, do not hesitate to contact me for guidance or advice. (何かあったら聞いてね、なんでもいいから指導とかアドバイス必要だったら遠慮なく言って頂戴。)

 

↑上司からのメールには一見頼りになる、優しい言葉が添えられます。

 

ですが、

これを鵜呑みにしたら大間違え!

 

外国人の上司は基本的に質問されるのがそんなに好きではありません。

 

なぜか。

 

答えを持っていることがほとんどないからです。

 

というのも、自分の役割以外の仕事は基本的に知らなくていいものという認識があるからです。

 

日系と外資の大きな違いは、その人が持つ裁量や範囲ではないでしょうか。

 

日系では、他部署のしていることや全体のおおかまな概要を知った上で

仕事をスムーズ化していきます。

 

それが外資では真逆。

自分の部署以外の仕事は基本的にやりません。

他の部署がやっていることは他部署の仕事なので投げてしまいます。

自分の範囲外の内容は不必要なものなので

知る必要もないし、時間をかけることは絶対にしません。

それゆえ、他部署の役割が仕事をこなす上で関わりがあるのにも

関わらず、何も知らないのです。

範囲を広げない為にあえて学ばないとも言っていました。

 

私自身、全体の流れがわからないと相手の都合が見えにくいので

上司に数回、他部署の動きも研修の一環として見させて欲しいとお願いしました。

ですが、この考えがすでにマイナスポイント。

余計な知識を入れると自分の役割としてできる、一番いい判断ができなくなるから

知る必要はないときっぱり断られました。

 

相手の都合は一切考えないのです。

 

仕事はビジネス。できるかできないかが全てでした。

 

転職活動ってどうはじめたらいいの?

 

転職経験2回目と経験を重ねて来たところで

周りから相談を受けることが増えて来ました。

 

ひとつアドバイスすること。

 

それはエージェントに依頼することです。

 

エージェントといっても現在たくさんの会社があります。

どの業界に強いのか、評判の良さなどリサーチした上で自分に合うエージェントの選択が大切になってきます。

 

"一度お越しいただいて、お話うかがえませんでしょうか?"

 

と聞かれること、しばしばあります。

 

ただ、フルタイムで働きながら、移動時間をかけ話に行くのはハッキリ言って体力の消耗です。

できれば電話で時間をとってもらい、コミュニケーションをとりましょう。

自分の状況、希望を伝えることでプロが自分にあったポジション、求人をもってきてくれます。

 

数多く登録すればいいというものでもないので3社ほどに絞り、協力してもらいましょう。

1社でも複数の担当社から連絡がきます。

書類が通り、面接に進む段階にくると限られた時間の中で、空いてる時間帯も狭まってきます。

スケジュールマネージメントの良さも鍵になってくるでしょう。

 

私の場合は外資系に強い2社と日系の1社に絞り、バランスを取れるようにしていました。

 

転職しようと決意したり迷ったり。

そういう人の周りには必ず転職経験者がいるはずです。

(転職の話が身近で耳に入らなければ、おそらく転職に踏み込む人は少ないんじゃないんでしょうか。)

人それぞれパターンが違うので、周りに相談することもオススメします。

1回目の転職活動〜My first attempt〜

1回目の転職はわりとスピーディに進みました。

 

とはいえ、初めての試みだったため、何からはじめたらいいのかわからず、

「自分で調べる時間」が結構必要であったと今では思います。

会社に活動がバレないように日々の行動に気をつけ、ムダに疲れたり。笑

総合職だったため、労働時間9時ー17時の提示上がり〜!とは行かず、残業が多い毎日。

そんな中、フルに働きながら転職活動を平行するのは体力的にも時間的にもかなりハードでした。

集中して活動しようと、3週間ほど詰めて活動してましたが、早く切り上げても時間はもう19時半過ぎ。

そこから転職支援をしてくれる会社訪問、会社情報収集、書類の準備や面接の練習。

これら全てできるわけなく、疲れ果て、活動を諦めかけてた頃、

このまま日系企業で身をすり減らしていくのかな、、と自暴自棄になってたところ

ネットに載せていたCV(履歴書)に目を止めてもらい、リクルーターさんから連絡がきました!いわゆるヘッドハンティング/スカウトにあったわけです。

 

''英語をビジネス上で使いたい。''

 

軸がこれくらいでしかない中で、興味ある業界だけに絞っており、あとは話した時のフィーリングと環境を重視していました。

 

その当時、ジェネラリストになりたいと思っていた私は、多くの業界と関わりをもてること、広く浅く幅広い分野について知れることも大切にしていました。

声がかかった企業はまさに多くの業界と関われるポジションで探し求めていたものぴったりでした。

 

電話面接を複数回受け、実際に会うのは最後だけ。そういった形式の転職スタイルは時間がない中でかなりフィットし、助かりました。(外資でお探しの方は英語CV公開オススメです。)

 

スカウトをしてくださったこの企業こそが次の活躍の場でした。

ブランド名や大企業にこだわっていた新入社員当時とは考えが変わり、

事業内容、環境、そして仕事の裁量を持って、

欲しがってくれてる姿勢がとても伝わって来て、ここでがんばりたいという想いが高まりました。

 

外資系企業でのスタートです。

 

About Me

はじめまして、pipchanです☺

pipの由来は後々ご説明するとして、

簡単に自己紹介〜

 

新卒で某商社に入社し、営業として活躍。

コテコテの日系企業で、帰国子女のpipには新鮮すぎる環境で、ハードな飲み会の文化、論理的より熱意、数字の結果よりこれまでのビジネスリレーション、年功序列etc. 決して売上成績を必ずしも優先していない部分が多く戸惑うことがしばしば。(部署にもよるかと思いますがw)

商社と言えば語学を活かせるイメージ!

だったのですが、コテコテの国内営業、円安による輸入低下で英語をビジネスで使う機会なく2年間が経過

英語を使いたい気持ちが日に日に増し、外資系にチャレンジすることを決意。

 

外資に移ってからは外国人の上司の元、念願であった、「英語を使って仕事をする!」という転職で叶えたい事項をクリアし、英語8割、日本語2割の毎日を過ごしていくわけですが、、

外資系企業にあるトラップにかかっていくのです。。

 

なう⇨job to jobの間に大人の夏休みを取っております、アラサー未婚のプチニートです。笑 

平日にしかできなかったこと、やりたかったこと平日をどう有効活用するかに徹底し、せっかくの休暇を楽しんでおります。

そんな日々や外資系企業で生き抜く方法、転職活動のコツなど綴っていければと思ってます☺

 

pipchan